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最近のお知らせ一覧

2020年9月28日

自殺しないでください 理事長からのメッセージ

 コロナで苦しんでいる人が増えていて、自殺者の増加が心配されています。
 芸能人や著名人の自殺報道も続き、その波及効果による自殺者の増加も心配されています。
 人はどうして自殺するのでしょうか?
 有名な自殺学者であるシュナイドマンは「精神痛」が共通する心理だと言いました。精神科医ベックは「絶望感」を指摘しています。心理学者ジョイナーは「所属感の減弱(=疎外感)」と「負担感の知覚(=自分が周りのお荷物になっているという感覚)」が自殺行動に共通する心理だと言います。
 いずれにしても、自殺を考える入り口は「つらさ」です。今まさに「死ぬほどつらい」状態にある人は以下を読んでください。できるだけ簡潔に書きます。
 「つらさ⇒自殺」の「⇒」には、生い立ち、価値観、思想信条、サポート・助けの有無、うつ病などの精神科の病気などが含まれるのです。有名人の自殺報道ではそのあたりの詳細が報道されませんので、「あー、あの人もきっとつらいことがあって自殺したんだろうな。だったら、私も・・・」という心境が誘発される危険性があります。他人の自殺の一面だけを見て、「じゃあ、私も」と一線を越えてしまうのは絶対によくありません。死んでしまったら、もうこの世には戻ってこれません。遺された人たちも一生苦しみます。
 今ある現実的な悩みや心の苦しみ、あるいは精神科の病気はすぐには解決しないかもしれません。しかし、あきらめないで相談してください。思い切って相談してみると、自分が思っている以上に助けやサポートが得られるものです。「もうすでに相談しているけど、うまくいかない」という人も、あきらめないでもう1か所相談してみてください。うつ病体験の本を書かれた倉嶋厚さんの言葉「やまない雨はない」を思い出してください。
 相談機関はいのちの電話が有名ですが、そこだけではありません。厚生労働省のホームページ「まもろうよ こころ」に相談窓口が他にも紹介されています。お住いの自治体の精神保健福祉センターでも相談に乗ってくれます。
 身近に心配な人がいる、という人には是非「TALKの原則」を思い出していただきたいと思います。Tell(声をかける)、Ask(具体的に尋ねる)、Listen(傾聴する)、Keep safe(安全を確保する=応援を求める)です。相談を受けた人が一人で全部解決できるわけではありません。相談を受けた人が精神保健福祉センターなどの相談機関に助けを求めてもいいのです。すぐに解決できない問題もたくさんあります。大事なことは、「一緒に考えるよ、一緒に悩むよ」というメッセージを困っている人に伝え、孤立感をやわらげてあげることです。
 人生はつらいことのほうが多いかもしれません。それが人生だと思います。「なぜ生きないといけないのか」と患者さんから問われて答えに窮することがあります。私は精神科医ですが、精神医学がそれに対する答えを持ち合わせていないのです。哲学や宗教の問題だと思います。健全な宗教や信仰心は必要だと個人的には思いますが、特定の宗教に誘導するつもりはありません。ただ、絶対に一つ言えることは、自殺しないですむ方策が必ず見つかるということです。悩みを打ち明け、助け合えることがもっともっと広がることを切に願っています。

一般社団法人 日本自殺予防学会
理事長 張 賢徳


2020年9月28日
新型コロナウイルスに関して 常務理事会からリレーメッセージ⑥

筑波大学医学医療系災害・地域精神医学教授(精神科医)太刀川弘和からのメッセージ

詳細は、こちらをご覧ください。


2020年9月1日
新型コロナウイルスに関して 常務理事会からリレーメッセージ⑤

聖徳大学保健センター教授 丸田 敏雅からのメッセージ

詳細は、こちらをご覧ください。


2020年8月25日

日本自殺予防センター発足・日本自殺予防学会設立50周年記念シンポジウムに関するご案内

詳細は、をご覧ください。

本シンポジウムは、565名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

一般社団法人日本自殺予防学会・日本自殺予防センターの主催で、
2020年9月13日(日)にオンライン(ZOOM)イベント・シンポジウム
*「つながれない」時代の自殺対策 ~ウィズコロナをどう生きるか~ *
を開催します。
(共催:一般社団法人日本いのちの電話連盟・島根大学医学部・南山大学社会倫理研究所)

このたび、日本自殺予防学会は設立50周年を迎え、新たに自殺対策の実践に取り組む日本自殺予防センターを立ち上げました。
本シンポジウムでは、日本自殺予防学会やいのちの電話のこれまでの歩み、日本自殺予防センターの活動、最新の自殺研究、ウィズコロナにおける自殺対策や医療従事者支援など、幅広い情報をお伝えします。
参加無料となっておりますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

<詳細>

開催日時:2020年9月13日(日) 14:30~17:30(休憩時間:15:30~16:00)
開催方法:ZOOMを利用
費用:無料
対象:日本自殺予防学会会員・医療関係者・行政関係者など自殺対策に関心のある方 300名 500名 1000名(さらに定員を増やしました)

プログラム:

第1部(14:30~15:30)
 自殺の現状とこれからの自殺対策(司会:影山隆之)
  日本自殺予防学会の歴史と今後の展望(張賢徳)
  いのちの電話の活動の現状(堀井茂男)

第2部(16:00~17:30)
 ウィズコロナにおける自殺対策(司会:森山花鈴)
  これまでしてきたこと・これからすべきこと(河西千秋)
  地域における自殺対策(大塚耕太郎)

 医療従事者支援と自殺未遂者支援(司会:川島義高)
  医療従事者のメンタルヘルスをどう維持するか(太刀川弘和)
  COVID-19感染症の流行と自殺企図・自傷行為および精神保健の問題(稲垣正俊)

参加申し込み:2020年9月6日(日) 9月10日(木) 9月11日(金)正午(再度、締め切りを延長しました)までに、
https://forms.gle/gtdGy4MV8dZpmX8o6
(もしくはポスターのQRコード)
よりお申し込みください。定員に達した場合は参加をお断りする可能性がございます。

お問い合わせ先:日本自殺予防学会広報委員会
jasp.renraku[at]gmail.com([at]を @ に変えて下さい)

自殺予防学会イベント案内

2020年7月29日
新型コロナウイルスに関して 常務理事会からリレーメッセージ④

大分県立看護科学大学精神看護学研究室教授 影山 隆之からのメッセージ

詳細は、こちらをご覧ください。


2020年7月29日

メールアドレスの登録と登録情報の更新のお願い

詳細は、こちらをご覧ください。


2020年6月30日
新型コロナウイルスに関して 常務理事会からリレーメッセージ③

岩手医科大学医学部神経精神科学講座教授(精神科医)大塚耕太郎からのメッセージ

詳細は、こちらをご覧ください。


2020年5月29日
新型コロナウイルスに関して 常務理事会からリレーメッセージ②

札幌医科大学医学部神経精神医学講座 主任教授(精神科医)河西 千秋からのメッセージ

詳細は、こちらをご覧ください。


2020年5月27日

IASPからの新型コロナウイルスに感染症感染拡大に関する緊急声明(日本自殺予防学会による監訳)

詳細は、こちらをご覧ください。

2020年5月6日
新型コロナウイルスに関して 常務理事会からリレーメッセージ①

帝京大学溝口病院精神科教授(精神科医)張 賢徳からのメッセージ

詳細は、こちらをご覧ください。


2020年4月16日

第44回日本自殺予防学会総会 島根大会【中止】のお知らせ

本総会は中止となりました。詳細はこちらをご覧ください。


2020年4月8日

The HOPE program standards(英語版)」を公開しました。

詳細はこちらをご覧ください。


2020年4月7日

新型コロナウイルスに関して 理事長からのメッセージ

一般社団法人 日本自殺予防学会 張 賢徳からのメッセージ
詳細は、こちらをご覧ください。


2019年12月4日

「自殺に傾く若者への対応に関する提言」
詳細は、こちらをご覧ください。


2019年6月6日

診療報酬項目「救急患者精神科継続支援」にかかる要件研修「自殺再企図防止のための救急患者精神科継続支援研修会」に関するご案内

令和元年の研修は終了いたしました。
令和2年度の研修は決定しましたらホームページでお知らせいたします。

◆第1回 近畿地区研修会(8月31日・9月1日 / 大阪)の申し込みは締め切りました
◆第2回 関東地区研修会(10月5日・6日 / 東京)の申し込みは締め切りました
◆第3回 九州地区研修会(11月30日・12月1日 / 福岡)の申し込みは締め切りました

詳細はこちら(2020年1月21日 更新)


2018年6月25日

マイページ設置のお知らせ

「マイページ」(会員専用ページ・会員のみ接続可能)を開設いたしました。
登録内容の変更、年会費の納入状況の確認、会員名簿の閲覧ができるようになります。
URL:https://iap-jp.org/jasp/mypage/login/login

ログインするための会員番号、パスワードは6月末にお送りする年会費請求書に記載されています。
ご不明な場合は事務局までお問い合わせ下さい。


2015年7月24日

当学会は平成27年7月24日に日本学術会議協力学術研究団体に指定されました。


2015年7月6日

「自殺総合対策の更なる推進を求める決議」に関する意見を出しました。

こちらをご覧ください。
より詳細なものはこちらをご覧ください。


主ないじめ相談窓口 24時間(じかん)子供(こども)SOSダイヤル  文部科学省 無料で24時間いつでもいじめなどの悩みをより簡単に相談できる電話。
電話番号:0120-0-78310(なやみ言おう)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/
seitoshidou/1306988.htm

子どもの人権110番 法務省 先生や親に言えないことや誰に相談していいかわからないことを相談できる電話。
電話番号:0120-007-110(通話料無料)
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html

チャイルドライン チャイルドライン支援センター 子どもの声を受け止める電話。18歳までの子どもがかけられる電話。
電話番号:0120-99-7777(通話料無料)
相談時間:月曜日から土曜日まで 夕方4:00から夜9:00まで
※栃木県、埼玉県、東京都、山梨県、愛知県では日曜日もかけられます。
※12月29日~1月3日はお休み
http://www.childline.or.jp/supporter/index.html

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自殺予防学会 学会事務局
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