学会誌
自殺予防と危機介入 電子ジャーナル
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『自殺予防と危機介入』のバックナンバー(出版後1年を過ぎたもの)の抄録と全文が公開されています。
自殺予防と危機介入 投稿規定
(平成21年4月20日制定)
(令和2年9月30日改定)
- 一般社団法人日本自殺予防学会(以下、本学会)の機関誌「自殺予防と危機介入」(以下、本誌)は、本学会の目的を達成するための学術活動の発信とコミュニケーションの場を提供することを目的とし、当面の間年2回発行する。
- 本誌は本学会会員による自殺関連の研究発表及び交流の場として、自殺に関するあらゆる専門領域からの投稿を歓迎する。編集委員会からの依頼による寄稿を除く投稿は、原著論文、総説(一つの主題についての多くの知見・論点の総括・評価・解説で独創的価値があるもの)、事例報告、資料(原著論文・総説に該当しない調査報告・実践報告など)、及びレター(書評、学会印象記、海外便り、情報、論壇など、会員の声を自由に投稿するもので、掲載時には編集委員会の判断で内容に応じた見出しをつける)に分類する。
- 投稿の筆頭著者は本学会会員に限る。
- レター以外の投稿原稿は未発表のものに限る。当該投稿内容と重複する内容を含む論文、同一データを使って書かれた論文が発表されているか投稿中である場合は、それらのコピーを原稿送付時に同封しなければならない(これらは返却しない)。
- 人を対象とした研究の報告は、臨床研究に関する倫理指針(厚生労働省)、疫学研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省)、ヘルシンキ宣言(世界医師会)等を遵守した研究であり、対象者の自由意思に基づくインフォームドコンセントを尊重した人道的な研究であって対象者の個人情報の保護に関する十分な配慮を行った場合に限り、これを採用する。この研究計画は原則として、著者所属機関等の研究倫理審査機関で承認されたものでなくてはならず、論文中にその旨を記載しなければならないが、該当する審査機関がない場合にも上記の配慮を行ったことを記載しなければならない。ただし、格別の倫理的配慮を要しない研究の場合には、以上を適用しない。これらを含む研究内容全般に関して、筆頭著者ならびにすべての共著者は等しく責任を有するものとする。
- 原稿の採否は、編集委員会が決定する。ただし、掲載に当たっては修正を求める場合がある。このために、レター以外の投稿については匿名の査読者2名による審査を行う。査読者に対しては著者名がオープンにされるが、これにより審査が不公正にならないよう配慮することとする。レター及び編集委員会からの依頼による寄稿は、査読の対象としない。
- 投稿原稿の作成にあたっては別記の執筆要領に従い、表紙をつけた原稿を、4部印刷して送付するか、PDF形式のファイルをメールに添付して送付する。
- 投稿原稿の長さは図・表・文献等を含め10,000字以内とする。ただし、レターは2,000字以内とする。図表は1点を400字に換算する。
- 投稿された原稿は返却しない。著者校正は原則として初校のみとする。
- 投稿掲載誌3部を著者に贈呈する。特集・原著論文・総説・事例報告・資料については、掲載論文のPDFファイルを著者に提供する。このほかに別刷を制作する場合は著者が実費を負担することとし、校正時に申し込む。
- 投稿は年間を通して受け付ける。原則として、12月25日までに掲載決定した原稿は第1号に、6月25日までに掲載決定した原稿は第2号に掲載する。
- 本誌に掲載された投稿の著作権は著者に帰属するが、著者は著作権の一部(複製権、出版権)の使用を本学会に委託するものとする。ただし、委託された著作権は本学会が行う学術研究を目的とした事業の範囲でのみ使用するものとし、著者自身が自らの用途に使用することの制限はない。
- 投稿原稿の送付先及び本誌に関する問い合わせ先は、本学会編集事務局とする。
- 以上で規定しない詳細は執筆要領に示す。この投稿規定は2020年9月30日より適用される。
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自殺予防と危機介入 執筆要領
(平成21年4月20日制定)
(平成31年1月25日改定)
- 投稿の使用言語は日本語とし、横書き、新かな、常用漢字、算用数字を用いて書く。原稿はA4判の用紙に、上下左右の余白を30mm 以上とり、10.5ポイント以上のフォントにてダブルスペースで作成するものとする。欄外下部にはページ番号を記入する。
- すべての原稿には表紙をつけ、以下の事項を記す;原稿の種別(投稿規定2参照)、表題、図表を除く文字数、図の枚数、表の枚数、著者名(連名の場合は全員)、所属機関、連絡先の住所・電話番号およびE メールアドレス。表題・著者名・所属機関は英文表記も記す。
- 原著論文及び総説には、和文要旨(400字以内)を本文の前に付け、キーワード(5個以内)を示す。原著論文及び総説には、上記の要旨とキーワードの英訳を付けることができる。ただし英文の校閲は、著者の責任にて行うものとする。
- 本文中に引用した文献のリストを、必ず本文末に付ける。ただし、本文中で引用・言及しなかった参考文献のリストを添える必要はない。
- 文献リストは、著者の姓のアルファベット順に配列し、[1][2]などと番号を付ける(同一著者の論文を複数引用するときは発表年順とする)。著者が3名以下の場合は全員を記載し、4名以上の場合は3名まで書いた上でそれ以外の著者名は「他」(英文ではet al)と記載する。本文中においては引用文献を、「稲村[1]は」、「国内の報告[2-4]では」などと文献番号で記載する。印刷中の文献(既に学術誌に受理されているもの)は、発表年に代えて「印刷中」と記載する。
- 文献リストの記載方法は下の例のようにする。略誌名はIndex Medicus、医学中央雑誌等に従う。通巻頁がある場合は通巻頁数を記載し、号を省略する。単行本の一部の論文を引用する場合は、著者名、論文題名、編者名、書名、頁数、発行所、発行年とする。訳書の場合は、原本を上記の方法で書き、その後に訳者、和文題名、発行所、発行地、訳書発行年を書く。
- 図表は最小限にまとめ、縮小して白黒印刷できる鮮明な原稿を準備し、1枚ずつ別の用紙に印刷する。それぞれに、図1、表1などの通し番号と、図表タイトルを記載する。図表の末尾に別紙を添え、図表の番号とタイトルの一覧を記す。また、本文中には各図表の挿入箇所を指定する。通常の制作費を大幅に超えるような図表では、製版実費を著者負担とすることがある。
- 編集委員会で採用を決定した投稿については、受理後に最終原稿の電子ファイルによる提出を求める。投稿規定および執筆要領に従わない投稿は審査しない。この執筆要領は2015年4月1日より適用される。
[1] 川上憲人: わが国における自殺の現状と課題.臨床精神薬理 2006; 9: 1519-1524.
[2] Pfeffer C: The suicidal patient. Pointsconcerning diagnosis and intensive treatment. Psychiatr Quart 1986; 15: 52-70.
[3] 稲村博: 自殺学、その予防と治療のために. 東京大学出版会, 東京, pp 97-108, 1997.
[4] Kiersky JE: Insight, self-deception, and psychosis in mood disorders. In Amador XF, David AS (Eds) : Insight and Psychosis, Oxford University Press, New York, pp 91-104, 1998.
[5] Cooper B, Morgan HG: Epidemiological psychiatry. Charles T Thomas Pub., Springfield, 1973. ( 加藤正明, 石原幸夫, 篠崎英夫訳: 疫学精神医学, 星和書店, 東京, 1981.)